切実な要求を交流

各専門部総会開催

障害児教育部総会
六月二十日、障害児教育部の総会が京都教育文化センターで行われ、育成学級の担任や支援学校から組合員が参加しました。

議案の提案後、それぞれの職場から、実態や問題点が出されました。過大化する育成学級の中で、子どもの困難な実態にみあった教職員配置を求める声や職場要求書を提出し、定員要求が実現した取り組み、老朽化した支援学校の改築と新設を求める要求などが交流されました。
女性部総会
六月二十七日、社会福祉会館で行われ、六十人が参加しました。
議案の提案後の討論では、育児短時間勤務がさらに取得しやすくなるような職場環境と働き方を望む、学校統廃合の動きに対し各分会で要望書を提出したこと、アレルギー対応もする中での栄養教諭の全校配置を求める取り組み、安心して育児や介護ができる職場にしたい、養護教諭として長期宿泊行事に引率する立場で二泊の原則もくずれ大きな負担となっていること、教科書採択に関わり支部で学習会に取り組んだことなど、切実な願いや要求、取り組みの様子が出されました。

 

事務職員部総会
六月二十七日、事務職員部の総会が京都教育文化センターで行われました。
交流では、今年から導入された学校間連携について、①提案の時期が大変遅かったこと、②教職員の情報が共有されることによるプライバシー保護と情報管理の問題、そのことが昇給・昇格に連動するのではないかなどの疑問が出されました。また、税源移譲に向けて、交渉等の必要性が論議されました。
養護教員部総会
七月五日、旧教育会館で行われ、十一人が参加しました。
議案提案後、討論の中で各校での実態が出され、特に長期宿泊行事が短期間に集中した場合、養護教員にとっては大きな負担となっていること、養護教員がアレルギー対応の窓口となっているが、通常の給食だけでなく長期宿泊行事では、施設との事前の打ち合わせや当日のチェックなど大変であることなどが出されました。