本田久美子さん(元市教組委員長)で市政の転換を!

20150919-01.jpg 九月十九日、来年二月に行われる京都市長選挙に、元市教組委員長の本田久美子さんが立候補表明されました。同志社大学の岡野八代さん、浜矩子さん、NPO法人福祉ひろば理事長の池添素さんなど広範な方の推薦により、立候補を決意され、市民の期待が広がっています。

市民大集会に三千七百人

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 十月六日、みやこめっせで市民大集会が開催され、三千七百人が参加し大きく成功しました。集会には、呼びかけ人の岡野八代さん、浜矩子さんのビデオメッセージが寄せられました。
 第一部では、本田さんの魅力が語られ、第二部では、青いとり保育園の保育士の雇い止め問題、高齢者に冷たい京都市政の実態、高い学費に苦しめられている学生の実態などが語られました。第三部では、本田久美子さんが決意と公約を語りました。
 本田さんは、第一に、今回の戦争法の強行成立は、「教え子を再び戦場に送らない」ことを原点に教育活動をしてきた自分としては絶対に許せないこと。戦争法に反対したすべての人に憲法を守る市政の実現に向けて共同を呼びかけました。第二に、すべての子どもの発達する権利を保障する市政をつくることを掲げました。三十四年間、小学校の教師をしてきて様々な市への要望を行ってきたが実現しなかった。京都市に子どもの問題を総合的に解決する「子ども未来局」を設置することを提案しました。第三に、いっしょに運動を行ってきた木村万平さんの遺志を引き継ぎ、「新しい京都のまち壊し」「学校跡地の民間切り売り」に反対する市政をつくることを掲げました。
本田さんと和やかに懇談
 市教組では九月二十四日に役員と本田久美子さんの懇談を行いました。
 現場からは、「教育予算が少なく、家庭科実習の器具や色紙を買う予算もないこと」「子どもの学力を保障するためには中三のようにすべての学年で三十人学級を実施してほしい」「授業持ち時間数を減らして、勤務時間中に教材研究する時間を確保してほしい」など次々と要求が出されました。また、「市民にもっと学校現場の状況を知らせることが必要」などの意見も出されました。
 本田さんからは、「現場の実態をまとめて、教育政策にまとめてほしい」などの要望も出されました。