見えてきた子どもの厳しい実態

伏見教育集会
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 十一月八日、子どもの貧困問題を考えようと、伏見子育て懇談会が「子どもたちの『いのち・育ち・学び』を考える」をテーマに開かれました。


 保育園、小学校(栄養教諭)、中学校(養護教諭)、定時制高校(教諭)がシンポジストとして、今、見えてくる子どもたちの姿を話しました。フロアーからも事務職員やスクールソーシャルワーカー(SSW)の話があり、幅広い年齢層の子どもたちの厳しい状況が浮かび上がってきました。その後、保護者、教職員、地域の方などからも発言が続き、時間が足りなくなるほどでした。
 「元気をもらいました。様々な子どもに関わる現場で活動しておられる経験を聞くことができよかったです」「SSWの仕事は貧困をなくすことだという言葉が目からウロコでした」「目に見えない、見せようとしない部分で広がっている貧困問題をどうすくいあげていくか…難しい問題ですね。今日、学校現場でも努力してくださっている話が聞けて、私たち親同士もつながっていかねば、と思いました」など、感想が寄せられました。
 ”私たちに何ができるのか”という難しい課題に、まず私たち大人のネットワークづくりが強く求められていることが実感できたつどいになりました。