民主的職場づくりで心の健康を守ろう


別ウィンドウで画像を拡大
夏の学習会分科会
女性部夏の学習会の分科会として、「守ろう心の健康!職場のメンタルヘルス入門」の講座が開かれました。  この講座は市教組共催で、女性部だけでなく、男性組合員へも働きかけ、当日は市立高教組からの参加を含め熱心に学習しました。


 講師の産業カウンセラーの大槻久美子さんから、働く人々のストレスの状態からメンタルヘルスの基礎知識とメンタルヘルス対策まで丁寧に詳しく講義してもらいました。その中で、病気休職者の中でうつ病で休んでいる割合が一般企業では十五人に一人の割合だが、学校では半数以上になっている実態が紹介され、深刻な状況が明らかになりました。うつ病や精神疾患になる原因は、仕事の量や質の問題と長時間労働による、過剰で慢性的なストレスであることが詳しく説明されました。また、厚生労働省は、うつ病対策の重要性から、事業者に職場復帰のプログラムを策定することを求めていることの紹介もされました。