子どもを受けとめる大人・地域を:「右京子育て・教育ネット」教育集会

666-1-2.JPG 十一月十五日、「右京子育て・教育ネットワーク主催」の教育集会が、御室会館で開催され、父母・教職員、地域の方など六〇人が参加し、大きく成功しました。


 講演を行った京都少年鑑別所法務技官・精神科医の定本ゆきこさんは、非行を起こした子どもたちの特徴や自らの子育ての経験にもふれながら、子どもの発達過程をたいへんわかりやすく話されました。さらに、思春期の子どもは「依存・反発」を繰り返し成長すること。「それをねばり強くしっかり受けとめる大人(親や教師など)の存在が重要」と話され、参加者の大きな共感を呼びました。
 講演後、地域で取り組まれている子育て・教育運動が交流されるとともに、今後、さらにネットワークを広げること、各中学校区で「教育懇談会」などに取り組むことが呼びかけられました。