一月二十四日、「山科教育を語る会」主催の、教育集会が開かれました。
集会には、幼児から中学生を抱える父母をはじめ、保育士、教職員、地域住民など、教育や子育てに関心を持たれている幅広い年齢層の方々が参加されました。
集会では、「語り合いの親育ち」というテーマで、和歌山大学副学長の山本健慈さんが講演をされました。山本さんは、以前にNHKが密着取材を行い放映した「アトム共同保育所」(大阪府熊取町)の役員として活動されたことを通して、放映ビデオを見せながら、乳幼児期に「群れ」の中で育つことが必要であること、繰り返し起こる衝突、他者との出会いの中で「人間」として発達することを実践的に語られました。