30年ぶりの40人学級見直し教育署名が大きな力に

682-1-2.JPG文科省「少人数学級の推進(八カ年計画)」を発表。教育署名で三十年ぶりの大改革を!
運動がそのまま実績となるチャンス! 三〇人学級実現のチャンス!
日本の学級定数四十人は、今や世界でも珍しい最悪の水準です。毎年の全国教育署名も大きな力となり、中教審が七月二十六日に出した「提言」には「公立学校の学級編成の標準並びに教職員定数の総体的改善が不可欠」と明記されました。


文科省は「新・定数改善計画(案)~三十年ぶりの四十人学級見直し・十年ぶりの教職員定数改善計画の策定に向けて~」において、六年間で小中学校すべての学年を三十五人に、その後二年間で小学校低学年を三十人にする案を発表しました。
各マスコミが「厳しい財政状況の中、今後の財務省との折衝では曲折が予想されそう(京都)」と報じる中、教育署名を柱にした教育大運動の意義がかつてなく大きなものになっています。
京都市教組では各行政区の署名用紙が完成し、右京支部では九月四日、生協(西京極)前で街頭署名に取り組み、買い物客らに「今がチャンス」と訴えました。一時間弱の行動で二十五筆の署名が集約され、用紙と返信封筒を預かる人もありました。職場でも、地域でもどんどん広げていきましょう。