核兵器のない世界へ、今、行動を!

2011 長崎原水禁世界大会
長崎での原水禁世界大会に参加して驚いたのは、かつては世界に核兵器廃絶を訴えていた段階だったのが、今は「核兵器禁止条約の締結」を国際社会に迫っていくための行動を起こしているということです。
国連事務総長のパン・ギムン氏からは、日本の原水爆禁止を求める運動は、世界で核兵器禁止を実現していく上でのパートナーであるという趣旨のメッセージが寄せられました。


核兵器禁止条約の実現に向けて、もっとも重要なことは世論を広げることです。秋にも国連軍縮総会が開かれるようです。京都の地から原水爆禁止・核兵器禁止の声を大いに広げていかねばならないと感じました。
また、今回の大会は、福島原発での事故に言及する発言が、とても多かったことも特徴的でした。「核による放射線被害」は、原発は人類とは共存できないという思いで、原発ゼロへの運動への連帯も大いに強めていきましょう。