発達障害のある子どもへの理解深まる

発達障害連続講座

第三回連続講座が、十二月六日に行われました。前回の井上美子さん(太子道診療所発達相談員)に続き、今回の講師は、医師の尾崎望さん(中央病院小児科)で、医学的な立場からADHD・LD・広汎性発達障害などについて、相談事例や資料をもとにして話されました。


参加者からは、担任する子どもの実態や悩みが次々と出されました。尾崎さんは、学校現場で考えていくこととして、確かな学力と自信を持たせることが大切であること。そのためには個別に近い対応を必要とするケースが多いが、担任まかせではなくチームとして集団対応ができる体制を、どう作るかが重要だと強調されました。
連続講座は今回で終わりましたが、学校現場での具体的なサポート体制づくりなど、今後検討していく課題も明らかになりました。