丹後半島に米軍基地はつくらせない

女性部夏の学習会
七月二十七日 女性部の夏の学習会として、京丹後市尾和地区に設置されるXバンドレーダーのお話を聞く、バスツアーを開催しました。


朝八時に京都駅を出発し三時間半、丹後半島経ヶ岬の航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に着きました。すぐ隣には由緒ある清涼山九品寺(穴文殊)が建ち、まわりには田畑が広がるのどかな地域です。峰山高校の永井さんから詳しく説明していただきました。
レーダーが照射する強力な電磁波や、飛行機に対する半径六キロ、高度六キロもの飛行制限。ドクターヘリや漁船の運航、住民の健康や生活に、本当に影響がないのか。また百六十人もの米兵や軍属、関係者が配置されれば、各地の米軍基地周辺で起きているような事故などが発生するのでは…と心配されています。
美しい海とのどかな風景を目の前に説明を聞き、「自然豊かなこの場所を壊してはいけない」という思いを強くし、作らせないために何ができるか考えさせられました。
学習後は、昼食と温泉を楽しみゆったりと過ごしました。遊覧船から伊根の舟屋を見学し、帰京しました。