憲法を守り生かそう!!

── 安倍政権の暴走ストップ ──735-2-1.jpg
第二次安倍内閣がすすめようとしている改憲への暴走を許さない運動が求められる中、さまざまな取り組みが行われています。


●府内いっせい九の日宣伝
市教組は市立高教組、京教組、府立高教組、退職教職員の会と協力し、毎月九日に市民・府民にアピールしようと「九の日宣伝」を府下各地で行なっています。
九月九日には、市内五カ所(伏見大手筋、山科駅前、京阪三条駅、阪急西院駅、JR二条駅)での宣伝を展開しました。
現場から駆けつけた教職員も加わり、のべ約三十人で駅頭や繁華街で三十分間、仕事帰りの労働者に「九条を守ろう」と訴えました。十月も九日に同じ場所で行ないます。ぜひ宣伝行動に参加しましょう。
●九条京都のつどい
九月二十一日、結成五周年を記念し「九条京都のつどい」(憲法九条京都の会主催)がシルクホールで行われ、市教組からも参加しました。会場はあふれるほどの九百人の参加者で埋まりました。
つどいでは①六人(地域や職場、学生九条の会など)の九条アピール②シンガーソングライター野田淳子さんのライブ③代表世話人(安斎育郎さん、益川敏英さん)からのスピーチ④九条の会事務局長小森陽一さんの講演「憲法のあらたな動きとこれに対決する私たち」の内容ですすめられました。
講演された小森陽一さんは、歴史的には、日本の戦前と戦後の状況は大きく変わり、憲法は、第二次大戦後、二度と悲惨な戦争を繰り返さない、あやまちを犯さないとの誓いとして制定されたものであること、九条があったからこそ日本の自衛隊は海外で一人も死んでいないし殺してもいないこと、解釈改憲によって、集団的自衛権の行使は許してはいけないこと、などを力強く語られました。
最後に平和アピール二〇一三が確認され、つどいを閉じました。