─「憲法守れ」の声を上げよう！─
五月三日、円山公園野外音楽堂で「生かそう憲法 守ろう九条 ５・３憲法集会in京都」が開かれ、市教組から十人が参加しました。
集会に俳優の菅原文太さんからメッセージが届けられました。憲法九条を守ってきた日本国民がノーベル平和賞の候補に推薦されたことが説明され、「吉報を待ちましょう」とのメッセージが読み上げられました。また、京都市在住のシンガーソングライター、豊田勇造さんたちが九条をテーマにした歌を披露しました。
その後、市民団体「京都九十六条の会」代表の岡野八代さん（同志社大学大学院教授）が講演し、九条だけでなく十三条の大切さを述べました。「すべて国民は、個人として尊重される」とする十三条が、自民党の改憲草案では「個人」を「人」に変えてしまい、その危険性について指摘しました。また、元京都弁護士会会長の出口治男さんは、靖国神社参拝の問題、集団的自衛権の問題点について分かりやすく話されました。
集会後は「守ろう九条」などと訴えながら、市役所までにぎやかに憲法ウォークをしました。