六月十二日、ラボール京都で、JAL(日本航空)で解雇され、解雇撤回裁判に取り組んでいる原告団・弁護団を招いての「許せぬ不当判決報告集会」が行われました。
最初に総評の吉岡議長、全労連の大黒議長があいさつし、不当判決への怒りを表明し、勝利するまで、組織をあげて支援する決意が語られました。
続いて、弁護士が判決の問題点について報告を行いました。東京高裁では、新たな論点・証拠を提出し、人員的にも解雇の必要性がなかったことを証明したにも拘らず、判決では何らその点について検討されていないこと。また、組合つぶしを狙った不当労働行為であることについても無視した不当判決であることが強調されました。
乗員・パイロットそれぞれの原告代表が決意を表明。内田原告は、判決後の宣伝で多くのJAL社員から激励を受けていることと、最後までたたかう決意を述べました。
その後、京都の支援する会の総会が行われ、世論と運動をいっそう広げて、必ず、すべての原告を職場に戻すために奮闘することが確認されました。