許されないヘイトスピーチ!市民ウォッチャー京都総会

市民ウォッチャー京都の総会が、五月三十日にこどもみらい館で開催されました。総会では、ここ数年大きな社会問題になっているヘイトスピーチ、ヘイトデモの問題について、毎日新聞記者からフリージャーナリストに転身し活躍されている中村一成氏を招いての講演を行いました。


講演では、ヘイトスピーチが活発に行われるような社会的な背景として、安倍首相や橋下市長などの有力な政治家の政治姿勢があることを話されました。さらに、京都朝鮮学校襲撃事件で子どもや保護者、教職員がいかにひどい人権侵害を受けたかがリアルに話されました。そして、その事件の中で、京都市や京都市教育委員会が公園の使用をめぐって冷たい姿勢に終始したかが報告されました。ヘイトスピーチやヘイトデモが表現の自由の範疇を超えており、法的な規制を含めて検討する必要があることが強調されました。
京都で起こった事件として、同じ日本人が行なっている行為として考えさせられた講演でした。このような差別行為は二度と起こさせてはいけないと痛感しました。