憲法と戦争体験を学ぼう!北上中支部・下南支部が全員集会

今年七月一日に安倍政権は、集団的自衛権行使を容認する閣議決定を行い、日本を「戦争する国」に変えようとしています。市教組は、このような情勢をうけて、憲法問題の学習や戦争体験を聞く企画を行っています。


十一月十日、北上中支部はライトハウスで、諸富弁護士(あすわかKYOTO)をお招きして、憲法と集団的自衛権について学びました。諸富弁護士は、最初に立憲主義(憲法は国民の人権を保障するために権力を縛る)について話され、今回の閣議決定の立憲主義に反する問題点を指摘されました。また、秘密保護法と集団的自衛権の行使が結びついたときの危険性を話されました。
参加者からは、「危険な実態について学習できてよかった」との声が寄せられました。
また同日、下南支部では、しんまち会館で、中国からの引き上げ体験を持っておられる村上敏明さん(伏見革新懇世話人)が実体験を写真などを見せながら話されました。幼い家族の命が奪われる戦争の悲惨な状況をリアルに聞き、学習しました。
参加者からは、「こういう体験を教室で子どもにしっかりと伝えなければ」との感想が寄せられました。
今後、すべての支部で、「戦争する国づくり」を許さない世論を広げるために、憲法や平和について学ぶ取り組みを行う予定です。