地裁に続き、高裁での勝利判決を!

高橋裁判第三回口頭弁論
分限免職処分撤回を求める高橋裁判の控訴審第三回口頭弁論が九月十日に行われました。
被告の京都市教委は、京都地裁には提出していない、当時の同僚二人と元保護者の陳述書を提出してきました。


当時の同僚や元保護者にまで、「首切り」の片棒を担がせる市教委の姿勢に厳しい批判の声が上がっています。また、その陳述内容も伝聞情報であったり、地裁で事実が否定されたものの蒸し返しや日時が特定されていないものなど、たいへん抽象的なものとなっています。三人を証人として認めるかどうかは次回に決定されます。
裁判後に大阪弁護士会館で行われた報告集会には、去る八月二十九日に大阪高裁で、「分限免職処分」取消の逆転勝訴判決を受けた井澤さんがかけつけ、激励の訴えを行いました。さらに、和歌山・大阪・滋賀・京都府内の教職員組合の代表もかけつけました。
高橋さん自身は「困難なこともあるが、仲間の励ましを力に最後まで奮闘する」と決意を述べました。