ウェルカムデー・ウェルカムウィークの取り組みの一環、4月5日(土)に春の教育講座が開催されました。
ベテラン教員の講演は教師人生の軌跡をには、若い先生からベテランの先生まで多くの学びがありました。
その後、サークルに分かれての学習でも、ニーズに応じた4月にぴったりの講座が行われました。
いっしょにゆとりある楽しい学校をめざしましょう
ウェルカムデー・ウェルカムウィークの取り組みの一環、4月5日(土)に春の教育講座が開催されました。
ベテラン教員の講演は教師人生の軌跡をには、若い先生からベテランの先生まで多くの学びがありました。
その後、サークルに分かれての学習でも、ニーズに応じた4月にぴったりの講座が行われました。
4月9日、京都市教職員組合と京都市立高等学校教職員組合は、京都市人事委員会に対し、「賃金・労働条件」に関わる申入れを行いました。
全16項目の重点についてやりとりしましたが特に以下の項目について多くの時間が割かれました。
〇人材確保の観点からも、物価高やエネルギー費の高騰を踏まえ、中高齢層を含むすべての年齢層で生活改善が進むような賃金諸手当の改善につながる勧告をおこなうこと。
〇府市間較差について、地域手当を加味しない給料表の額面で同等となるよう勧告をおこなうこと。
〇会計年度任用職員制度について、有給休暇の拡大など処遇改善を実現すること。とりわけ会計年度任用職員Bについては、抜本的な処遇改善をおこなうこと。
〇フルタイム(週38時間45分勤務)でないすべての教職員を出退勤システムの対象に加え、労働時間管理を管理職の責任で行うよう教育委員会に指導すること。また、すべての職で持ち帰り仕事時間も把握の対象にするよう指導すること。
〇若年退職者が多いことの原因を研究し、定年まで働き続けることができる条件整備を行うこと。
〇教員未配置が教職員の過重労働や多忙化の要因となって、メンタル休職者数の増加につながっていることを重く受け止め、加配の充実や新規採用者数の大幅増などの抜本的な措置を講じるよう勧告すること。
〇ハラスメント対策を公正に行える組織の設置、整備を行わせること。
昨年度の人事委員会勧告が私たち京都市で働く教職員の賃金改善を大きく後押ししました。今後も人事委員会に対して粘り強く働きかけ続けます。
もっとも、教職員組合だけではなくて学校全体が、そして先生方の思いが新年度に向けた希望や期待であふれている季節です。
そんな春だからこそのキャンペーンが、この「4月1日教職員組合welcome day」です。
教職員組合の春、歓迎パンフレットやリーフレットを渡す取り組み、春の教育研究集会、期限付の先生を対象にした教採学習会など、イベントがもりだくさん。
もちろん、それぞれの職場では「ねぇ、組合に入ろう?」という対話が進む時期でもあります。
「教職員組合welcome day」は、こうして全国津々浦々に行われている教職員組合の春の光景を、SNSのハッシュタグを使って見える化する取り組みです。
共通のハッシュタグは、 #教職員組合ウェルカムデー #教職員組合な入ろう #全教 の3つ。さらに#京都市教職員組合を追加してアップします。
Xデモの要領で、4月1日の勤務時間終了後から20時までを節目として、このハッシュタグでXに投稿して、トレンド入りをめざしましょう。
たとえば、ウェルカムデーがきっかけとなる、こんな取り組みをつくることもできます。
メッセージボードに「組合のいいところ」を書いて動画や写真にするのです。1分動画にしてリール投稿することで、教職員組合を知ってもらうチャンスが広がります。
さらに、「こんな取り組みやってみた」と、写真とハッシュタグで投稿することもできます!
組合内で、「4月1日だから」と声をかけあい、リーフレットを机の上に置くとか、まだ教職員組合を知らない先生に声をかけるなど、アクションを起こす節目となることを願っています。
こうして、私たちの教職員組合運動をSNSで見える化したいと思うのには、理由があります。
グラフは年代別にSNSをどのように活用しているのかを調べたものです。これを見ると、若い世代ほど、X・旧Twitterやインスタグラムで調べ物をしたり情報を得ているのです。
だからこそ、XやInstagramの世界に、楽しくて頼りになる教職員組合の姿をたくさんあふれさせたいのです。
全教は、2024年6月から4回のXデモを企画しました。そのたび、京都市教職員組合でもXデモに参加しています。4回ともトレンド入りを果たし、一定の成果を挙げています。
しかしながら、全教が呼びかけないとトレンド入りしないというのもまた事実であり、今回の「welcome day」はこの壁を乗り越えるチャレンジでもあるのです。
全国で行われている教職員組合だからこその春の取り組みを共通のハッシュタグで見える化し、みんなで広めて盛り上げていく。ハッシュタグで検索したら、全国のあちらこちらの、春のあったかい取り組みが次々と流れてくる。考えただけでワクワクしてきませんか?
京都市教職員組合は、全国の教職員組合と力合わせをして、そんな春を迎えたいと考えました。そのためには、あなたの教職員組合の力が必要です。「4月1日教職員組合welcome day」を盛り上げるべく、あなたの力をかしてください。教職員組合の春を、いっしょに彩り鮮やかなものにしましょう。
公立学校教員の処遇改善や長時間労働の是正を目的とした「教員給与特別措置法」いわゆる「給特法」の改正案が2025年2月7日に閣議決定され、開会中の通常国会に提出されました。
【給特法改正案の主な内容】
教員の働き方が議論され、改善に向けて動こうという方向事態は歓迎されるものです。しかし、今提案については例えば、教員を増やす方向の提案は無く、不十分だと指摘する意見も強くあります。
また、新たな職「主務教諭」を導入するなど、現教諭の処遇が引き下がる可能性を不安視する声も上がっています。
「担任手当」についても、議論が必要です。
京都市教職員組合は、みなさんの声、意見を待っています。
↑道教組作成動画「主務教諭」について
先日の大阪に引き続き、京都でも青年教職員の学習交流集会が開催され、近畿を中心に多くの先生方が参加され、活発な学習、意見交流がなされました。
講演は内田良さん。京都とは繋がりも深く、今回も最新の調査情報を交えながら、学校に必要な改革についてお話頂きました。
若い先生方の参加も多く、組合の意義についても随所に語られる会となりました。
若い先生たちの繋がりの強さが、教育の未来には必要です。まだ、加入していない教職員のみなさん、ぜひ市教組にご連絡ください。
2月1日(土)2月2日(日)の2日間、大阪で全国青年教職員学習交流集会が開催され、京都からも多くの参加がありました。
開会行事には会場に入りきれないほどの人が集まり、立ち見もでるほど。
若い先生方の熱気を感じる開会になりました。
2日目の全体会講演は、鈴木大裕さん。
今日までの教育情勢の背景に、鋭く迫るお話で、働き方改革が進むことは是としながらも、教育に本当に必要なものは何か、私たち教職員が握って離してはいけないものは何かについてお話されました。会場からの質問も旺盛に展開され学習が深まりました。
私たち教職員組合は、教師の専門性を守るために、教育条件、労働環境の改善に取り組む団体であることを改めて認識させられた2日間でした。
1月25日(土)に第289回中央委員会が開催されました。
「組合のバージョンアップ」を議論のテーマに置いて、5つの提案について議論を深めました。
「みんなの声を出し合って、活動に活かそう」と、長い提案の時間を短縮し、お互いが持つ職場の問題意識、取り組みに対する要求を出し合いました。
出された意見や要求は執行部としてしっかりと受け止め、来年度の方針に反映させていきます。
京都市教職員組合は、京都市で働く教職員のために、今後も力を合わせて取り組んでいきます。
職場や、働き方に関するご相談は、遠慮なく京都市教職員組合までご連絡下さい。
市教組は青年部を中心に8月4日~6日の日程で広島市を訪れ平和研修を行いました。
平和資料館見学からツアーはスタート。2019年にリニューアルした資料館ですが、実物展示に重きを置くという方針のもと、私たちが子どものころに見て衝撃を受けた3体の人形は撤去され、写真や、手記、映像、実物が整然と展示されていました。昨年のサミット後、来館者は爆発的に増えたそうです。
記念公園碑巡りは炎天下の中、ガイドをお願いし丁寧に公園のモニュメントや碑について説明してもらいました。毎月6日に法要を公園内で行なっていることなど新たに知ることも多かったです。
2日目、太平洋戦争以前から日本の検疫を担い、原爆投下後、一万人を超える負傷者が運び込まれたという似島へフィールドワークに。初日に続く炎天下の中、ガイドを務めてくださったのは宮崎佳都夫さん。似島で起こった出来事を伝承していく活動に奔走されている姿に頭が下がります。
3日目、早朝から平和記念式典に参加。昨年から公園内は入場規制がかかり、今年はさらにそれが拡大されていました。中学生の団体参加や外国人の多さが目を引きました。
式典後、被爆体験語り部学習へ。語り部の壮さんの話は実にリアルでした。「爆風で家の畳が忍者が手裏剣を防ぐ時のように捲れ上がった」などは体験者でなければ話せないお話でした。
灯籠流しにも参加。その趣深さ、灯籠を流すまでの公園内の磁場に感じ入りました。
現地で自分の知識を確認し、整理して、場合によっては書き換える。ひとから話を聞いて、話をしているその人からも感じ取る。ともに行動する仲間と語り合い、互いの人生の中でその場所を理解する。フィールドワークの醍醐味を最大限感受した三日間となりました。
7/11 京都市教職員組は京都市教委育委員会と交渉を行い、全体・6つの専門部から事前に提出した要求書にもとづき回答を求めました。
24 名が参加し、学校の現状や実態を訴えました。
提出要求書
京教組中央委員会後、三条河原町で街宣。
給特法改正の方向が、教員の時間外労働、長時間勤務を抑制することにならないことを強く訴える宣伝です。当事者である教員が声を上げないなんてあり得ない。そういう思いでみんな参加していました。