九年ぶりに若年層で年収アップ! 差別賃金の動きも! 07人事院勧告

 人事院は八月八日、国会と内閣に対して、国家公務員の給与等に関する勧告を行いました。その特徴は、官民格差を「〇・三五%、平均一、三五二円」であるとし、初任給を一・二%程度引き上げるなど、若年層の給料表の部分的な改訂と、子等の扶養手当の五〇〇円引き上げ、一時金の勤勉手当の〇・〇五月の引き上げを勧告したことです。

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憲法生かし守る、新たな一歩を~2007年 日本母親大会

622_05.jpg 「今こそ生かそう憲法を!手渡そう子どもたちにいのち輝く平和な世界を」をテーマに第五十三回日本母親大会が、八月二十五日・二十六日に東京で開催され、市教組からも九人が参加をしました。
 初日は、夕方から東京タワーすぐそばの芝公園に、全国から四〇〇〇人がつどい母親大パレードをしました。風船や花笠などにぎやかにパフォーマンスをしながら、夜空に「憲法守れ!」の声をひびかせました。
 二日目は、「子どもと教育」「平和と民主主義」「女性と権利」「くらしと社会保障」の四つの問題別集会で、講演やパネルディスカッションが行われ、全国からの発言に励まされ、明日への歩みをふみだす大きな力となりました。

原爆の被害は長崎を最後に~原水爆禁止二〇〇七年世界大会・長崎

622_06.jpg 原水爆禁止二〇〇七年世界大会・長崎が、八月七日~九日に行われました。
 大会では七〇〇〇人が参加し、決議「長崎からのよびかけ」と、国連と各国政府に核兵器廃絶の協議開始を訴える「長崎からの手紙」を満場一致で採択しました。市教組からも青年教員二人を含む六人の代表が参加しました。

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子どもに平和とよりよい教育条件を!~下京支部スタート集会&シンポジウム

622_07.jpg 八月二十五日、ひと・まち交流館において、下京の「教育署名スタート集会」と「夏の教育シンポジウム」が開催されました。
 「スタート集会」では、下京区の学校の実態を軸に報告しながら”三〇人学級の実現””教育条件整備を”を求める署名の推進を訴えました。
 「来年二月には京都市長選挙も行われるので、教育問題をおおいに語り署名を集めよう」と訴えました。その後の「シンポジウム」では「戦争の真実を知ろう」と、インパール作戦の生き残り兵士の桑原さんと、亡き夫の遺志を受け継ぎ「原爆訴訟」をたたかっておられる大坪さんのお話をお聞きしました。事実に基づく二人のお話に涙しながら、戦争の真実を子どもたちに伝え平和を守り抜く決意を固めあいました。(下京支部)

憲法の精神にもとづいた教育を~全国教研 in 広島

別ウィンドウで画像を拡大 八月十六日~十九日、広島で、「みんなで二十一世紀の未来をひらく教育のつどい」(全国教研)が行われ、全体で七〇〇〇人、市教組からはレポーター五人を含む十五人が参加しました。
 開会全体集会では、渡辺えり子さん(女優・劇作家)が「未来をつくる~平和へのメッセージ」と題して講演し、自らの生い立ちや、作品に込めた平和への思いを訴えられ、参加者の感銘を呼びました。現地広島のみなさんによる合唱構成では、被爆地広島から未来に向けての平和への熱い思いが語られました。
 二日目・三日目は、二十九の分科会、四日目は八つの「教育フォーラム」が開かれ、改悪教育基本法の具体化を許さない取り組みが、幅広く交流されました。
 広島の教育の報告集会では、「解放教育」への「是正指導」に乗じた、文部科学省が指導する管理強化へのたたかいが語られました。

「発達障害」への理解深まる~東山支部 夏の学習会

622_09.jpg 八月二十一日、東山支部で「夏の学習会」が行われました。未組合員の方を含め十二人が参加し、臨床発達心理士でもある洛東中学校の久保田 子さんから「ADHD・アスペルガー・LDなどの児童を学級でどう指導するか」の講演が行われました。
 その後、クラスの中で気にかかる子どもにどのように対応していけばよいのか、個々の事例を出しながら交流が行われ、参加者からは、「発達障害の基本的理解ができ、子どもの見方がよくわかった」「このような企画をまたしてほしい」との感想が出されました。

「夏の汗を秋の力に」~市教組 夏の教育実践講座

622_10.jpg 「夏の汗を秋の力に」をスローガンに、市教組「夏の教育実践講座」が開催されました。今年は、七月一日の民舞講座から八月十九日の和太鼓講座まで全七講座が行われました。参加者はのべ九十六人、うち青年教職員が十五人参加しました。どの講座も熱心に取り組まれ、「時間が足りない」という感想が出されました。

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「ジュニア京都検定」再実施に抗議申入書を提出。

 この夏休み明け(8月最終週)から9月上旬にかけて、京都市教委は全市の小学校で、「歴史都市・京都に学ぶジュニア日本文化検定」を、昨年に続いて実施させました。テキストの内容に多くの市民や歴史学者からも批判が続出しているにも関わらず、今年も受験が自由であることが子どもや保護者に全く知らされないまま、何の反省もなく「ジュニア京都検定」を実施させたことに対して、京都市教組は9月6日、京都市教育委員会に抗議申入書を提出しました。

→申入書を読む

京都市政の刷新をめざす市民のつどいに参加しよう!

 中村和雄弁護士は、腐敗や不公正にまみれた京都市政の刷新をめざして、来年2月の京都市長選挙に立候補することを表明されました。京都市教組も中村和雄さんを市長候補として推薦することを、7月の中央委員会で決定しています。
07.10.10市民のつどいビラ.jpg

 中村和雄さんとともに京都市政の
刷新をめざす
市民のつどい
10月10日(木)7時~
みやこメッセにて
(左京区岡崎、京都会館向かい)

各分会から最大動員で参加しましょう。
画像をクリックすると別ウインドウで案内ビラ(PDFファイル)が開きます。