八月二十五日、ひと・まち交流館において、下京の「教育署名スタート集会」と「夏の教育シンポジウム」が開催されました。
「スタート集会」では、下京区の学校の実態を軸に報告しながら”三〇人学級の実現””教育条件整備を”を求める署名の推進を訴えました。
「来年二月には京都市長選挙も行われるので、教育問題をおおいに語り署名を集めよう」と訴えました。その後の「シンポジウム」では「戦争の真実を知ろう」と、インパール作戦の生き残り兵士の桑原さんと、亡き夫の遺志を受け継ぎ「原爆訴訟」をたたかっておられる大坪さんのお話をお聞きしました。事実に基づく二人のお話に涙しながら、戦争の真実を子どもたちに伝え平和を守り抜く決意を固めあいました。(下京支部)
カテゴリー: イベント
憲法の精神にもとづいた教育を~全国教研 in 広島
八月十六日~十九日、広島で、「みんなで二十一世紀の未来をひらく教育のつどい」(全国教研)が行われ、全体で七〇〇〇人、市教組からはレポーター五人を含む十五人が参加しました。
開会全体集会では、渡辺えり子さん(女優・劇作家)が「未来をつくる~平和へのメッセージ」と題して講演し、自らの生い立ちや、作品に込めた平和への思いを訴えられ、参加者の感銘を呼びました。現地広島のみなさんによる合唱構成では、被爆地広島から未来に向けての平和への熱い思いが語られました。
二日目・三日目は、二十九の分科会、四日目は八つの「教育フォーラム」が開かれ、改悪教育基本法の具体化を許さない取り組みが、幅広く交流されました。
広島の教育の報告集会では、「解放教育」への「是正指導」に乗じた、文部科学省が指導する管理強化へのたたかいが語られました。
「発達障害」への理解深まる~東山支部 夏の学習会
八月二十一日、東山支部で「夏の学習会」が行われました。未組合員の方を含め十二人が参加し、臨床発達心理士でもある洛東中学校の久保田 子さんから「ADHD・アスペルガー・LDなどの児童を学級でどう指導するか」の講演が行われました。
その後、クラスの中で気にかかる子どもにどのように対応していけばよいのか、個々の事例を出しながら交流が行われ、参加者からは、「発達障害の基本的理解ができ、子どもの見方がよくわかった」「このような企画をまたしてほしい」との感想が出されました。
「夏の汗を秋の力に」~市教組 夏の教育実践講座
「夏の汗を秋の力に」をスローガンに、市教組「夏の教育実践講座」が開催されました。今年は、七月一日の民舞講座から八月十九日の和太鼓講座まで全七講座が行われました。参加者はのべ九十六人、うち青年教職員が十五人参加しました。どの講座も熱心に取り組まれ、「時間が足りない」という感想が出されました。
第3回京都市の教育を語るつどい
先生の学校「たのしい算数・数学教室」
サークル連協・京都市教組の「先生の学校」
教師力アップセミナー
「たのしい算数・数学教室」
2学期の重要教材を授業プリントも紹介しながらくわしく説明します。
9月8日(土)9:30~12:00
受付 9:30~
講座Ⅰ 9:45~10:45
講座Ⅱ 11:00~12:00
会場:京都教育文化センター(→アクセス)
参加費 1000円(青年教職員は500円)
「9の日」宣伝/全市ターミナルで元気に
これは授業で使えそう/各支部「せんせのがっこ。」(新歓)
####醍醐支部
六月三十日、醍醐支部の「せんせのがっこ。」が行われ、青年教職員六人を含め十八人が参加をしました。「これはクラスで使えそう」というテーマで、子どもの見方・親とのかかわり方など、中西実さん(淳風小)の日々の実践をたっぷり聞きました。魅力ある授業の進め方やクラスのみんなでうたう歌などの紹介があり、「明日からの実践に元気をもらいました」と大好評でした。お話を聴いて元気になった青年教職員が、その場で組合に加入されました。
####左京支部
七月六日、教文センターで、左京支部「せんせのがっこ。」が行われました。「すぐに役立つ授業のネタあ・れ・こ・れ」と、三人の先生が、詩の授業・一枚文集・図形やひき算の指導のポイント・ゲーム・作文・社会・組体操などを話されました。春に組合に加入された新採二年目の先生からは、「勉強になった」と喜ばれ、その他の参加者からも、「ぜひ、授業で使ってみたい」「今度、実践してみよう」などの感想が寄せられました。