第78回メーデー/雨の中、憲法と教育を守れの声!

 第七十八回目を迎える全京都統一メーデーが二条城前で開催され、雨の中、全体で約八千人、市教組から一五〇人が参加しました。集会では、実行委員会を代表して総評の岩橋議長が、「『格差と貧困』の克服に立ち上がろう」と呼びかけ、超勤訴訟団の塩貝団長が壇上で紹介されました。参加者は、元気に市役所前までデモ行進しました。

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「軽快に」市役所前でジグザグデモ

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「教育介入するな」市教委へのシュプレ

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「職場要求書」資料ダウンロードはこちらから

「職場要求書」をつくろう 

着実に前進してきている私たちの要求

  「授業日数205日以上」の規則化と始業の繰り上げで、この年度末・年度始めは、例年にない過密勤務を強いられた方が多かったのではないでしょうか。教職員のまともな働き方を取り戻すための「超勤訴訟」もいよいよ大詰めを迎えています。
 一方、毎年取り組んできた要求書づくりや交渉での訴え、教育署名のとりくみの成果で、中3の30人学級が実現しました。すべての学年で一日も早く実施させるよう、とりくみを今後も強めましょう。また多くの職場で施設設備の改善をかちとることもできました。厳しい状況の中でも、要求は少しずつ確実に前進してきています。

できるだけ早く要求の集約を

 これらのとりくみの基礎になるものは、各職場・分会からの「職場要求書」です。すべての子どもたちに豊かな学力をつけ、教職員が生きいきと働き続けられる職場を作るために、各職場からの要求書に基づいて、府・市教委への交渉や教育署名運動を進めていきます。 教育署名のとりくみも早めて、5月・6月に要求項目づくり、7月にスタート集会を行い、8月に十分時間をとって保護者や団体への協力の申し入れができるようにしたいと考えています。そのためにも、職場での要求のとりまとめをできるだけ早くして、すべての職場・分会で5月末までに「職場要求書」を作成して下さい。

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許すな! 改憲手続き法


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■国民の声を無視した暴挙!!
自民・公明両党は、4月12日に国民投票法案(改憲手続き法案)を国民の声を無視して衆議院で強行可決しました。  そもそも改憲の目的は、世界でアメリカが行う戦争に自衛隊の参加を可能にすることであり、断じて許すことはできません。さらに、国の基本に関わる憲法の改悪に直結する法案を十分な審議も行わず、与党のみで採決することは民主主義の破壊そのものです。

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不当処分の実態明らかに=高橋裁判第十一回公判=


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不当な分限免職処分を受けた元洛央小学校の高橋先生の第11回公判が行われました。高橋先生が講師として勤務していた元同僚、大阪府立小路高等学校の田中 英子さん、烏丸中学校の仁科勝さん、東総合支援学校の橋本奈奈さんの証人尋問と、高橋先生の妻の良子さんの陳述がありました。

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新採、二年目・三年目の青年教職員が組合加入


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今年の新歓パンフ(ようこそ先生!)は、昨年度青年部が再建され、その活動の中心になって活躍した青年教職員が、「もっと仲間を増やしたい!」「ともに学び、成長しよう!」という思いで作成しました。ここ数年、青年教職員が多数採用されており、また臨時教職員も増えていることからも、職場の年齢構成も様変わりをしています。「自己責任論」で、追い詰められ、悩んでいる青年教職員もたくさんいます。一見、テキパキと仕事をこなしている青年教職員も、「実は実践がうまくいっていなくて、誰にも相談できなかった」と対話している中で、初めて知ったというケースもあります。

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「フッ化物洗口Q&A」フッ化物洗口を考える討議資料

市教組 養護教員部

 京都市教委は、2007年4月から市内全小学校で「フッ化物洗口」を実施する、としています。

 「フッ化物洗口」とは、「フッ化ナトリウム」という薬剤の水溶液を子どもの口に含ませブクブクうがいをさせる、というものです。むし歯予防に効果があると言われる一方、副作用などの影響を心配する声もあり、賛否両方の意見があります。そしてその是非を教職員や保護者のみなさんが判断することのできるだけの十分な情報提供が、いまだに行われていない実態があります。

 「全校実施」がスタートした今、みなさんとごいっしょにこの問題を真剣に議論したいと考え、昨年2月に養護教員部が発行した「『フッ化物洗口Q & A』フッ化物洗口を考える討議資料」をUPしました。是非お読み頂いて、各学校で、また各地域での議論の材料にして下さい。