2007 人事・定員闘争

中学3年の30人学級 特別支援の人的措置 大きく前進!


別ウィンドウで画像を拡大
市教組は、二〇〇七年度の人事異動の希望実現や、教職員定数の改善をめざして、職場・支部ぐるみの要求運動を行いました。各職場からの要求書の提出や、定員要求交渉、決起集会などねばり強く取り組みが行われ、三〇人学級の導入、特別支援を必要とする子どもたちへの定員配置など要求が大きく前進しました。

“2007 人事・定員闘争” の続きを読む

残業代ゼロ/許すな労働法制改悪! 超勤訴訟ますます重要に

残業代ゼロを狙う財界

別ウィンドウで画像を拡大

 「ワーキングプア」「偽装請負」「サービス残業」などが社会問題になる中、財界の圧力に押され、政府は何時間働いても残業代を払わなくてもすむ「ホワイトカラー・エグゼンプション」を含む労働法制改悪法案を通常国会に提案しようとしています。労働法制が改悪されれば、保護者の労働実態はますます深刻になり、子どもと教育への影響があるばかりか、労働時間の規制がはずされ、教職員の今の働き過ぎの状況が容認されることにもなりかねません。

“残業代ゼロ/許すな労働法制改悪! 超勤訴訟ますます重要に” の続きを読む

旅費の実費支給!  休憩確保など課題満載/年始から府教委交渉

 一月十二日、年末賃金確定交渉からの継続課題のうち、①旅費制度の見直し、②休憩・休息時間の条例改正について、③特殊勤務手当の見直し、の三課題について府教委との交渉が行われました。

“旅費の実費支給!  休憩確保など課題満載/年始から府教委交渉” の続きを読む

06年9月から開始~「子の看護休暇」「授業参観・予防接種特休」など整理し、「子育て休暇」新設

 国が「国の水準を上まわるな」と干渉を行ってくる中で、府・府教委はこれまでの「授業参観休暇・予防接種休暇」を「子どもの看護休暇」と一体に「子育て休暇」として制度化したものです。組合はこれまでの水準確保と改善を求めて交渉をすすめてきました。交渉で長年の強い要求であった「日数増」「就学時健診、1歳半・3歳児健診、小・中学校の就学前1日入学・入学説明会」について拡大されました。今後、高校授業参観を対象にすること・非常勤講師への適用などについて、さらに要求し、取り組みます。

“06年9月から開始~「子の看護休暇」「授業参観・予防接種特休」など整理し、「子育て休暇」新設” の続きを読む

2006人事院勧告/許せない! 政府いいなりの勧告

官民比較の企業規模の見直し「100人以上」→「50人以上」でゼロ勧告

勧告の主な内容
  • 月例給…官民給与較差極めて小さく、水準改定なし
  • 期末・勤勉手当…民間支給割合と均衡し、改定なし
  • 扶養手当…3人目以降の子等の扶養者 1,000円引き上げ
  • 「育児のための短時間勤務制度」の提示
  • 育児休業者の給与に関する復職時調整…1/2→3/3復元

 人事院は8月8日国家公務員の給与に関する勧告を出しました。民間企業との比較で、従来の「100人以上」ならば年間約9万円のプラスの勧告が出されるはずでした。「まず削減ありき」と人件費総額を削減しようとする政府の強い圧力に屈したものです。

 人事院は本来公務員の労働基本権制約の「代償機関」です。しかし、その役割をかなぐりすてたものとなっています。

“2006人事院勧告/許せない! 政府いいなりの勧告” の続きを読む

政府に屈服、役割を放棄する人事院~賃金改定を見送り~

 人事院は、8月8日の国家公務員の給与等に関する報告と勧告を行いました。
 勧告は、民間の比較対象企業規模を「50人以上」に見直して官民比較をした結果、「極めて微少な格差」であったとして、月例給、一時金ともに改定を見送りました。

“政府に屈服、役割を放棄する人事院~賃金改定を見送り~” の続きを読む