不当免職取り消し裁判が結審

必ず高橋さんをふたたび学校へ
不当分限免職取り消し裁判が結審

 11月14日、京都地方裁判所で、高橋智和さんの「不当分限免職取り消しを求める裁判」の結審の公判が行われました。事前に高橋さんの最終準備書面と被告・京都市教委の最終準備書面が提出されました。
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 公判では、原告の高橋さんが最終の陳述を行い、「裁判の期間は自分が前向きに立ち直るために必要な期間だった。ぜひ学校現場に戻って、情熱をもって子どもたちに接していきたい」と、現在の心情を述べました。

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不当分限免職処分を取り消す判決を求める署名にご協力を

裁判所も職場復帰を求める和解を勧告

高橋智和さんの不当分限免職を取り消す判決を
裁判所に求める要請署名にご協力下さい。

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  高橋智和さんは、2004年4月に京都市立学校の教員に正式採用され、京都市立洛央小学校に赴任しました。高橋さんは、子どもたちの教育に日々精励するとともに、教育力量を高める努力を積み重ねてきました。しかし、京都市教育委員会は校長などの一方的な情報を根拠に、突如、事実関係の調査や本人の主張も聞かず、2005年(平成17年)3月31日付けで、高橋さんへの分限免職処分を強行しました。高橋さんは、この処分に納得できず、2005年(平成17年)5月27日に処分の撤回を求めて、京都地裁に提訴しました。 

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最終陳述に向け支援傍聴を!~市教組超勤訴訟公判

 九人の市教組組合員を先頭に、京都市を相手取ってたたかわれている「超過勤務訴訟」の裁判は、九月六日、ラウンドテーブル(小法廷)で今後の裁判の進行について協議が行われました。

 原告団は、文科省が四十年ぶりに調査した「教員勤務実態調査」の結果や分析内容も含めて、最終準備書面を提出し、陳述することを明らかにしました。

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原告全員の証人調べ終わる/市教組超勤是正裁判

別ウィンドウで画像を拡大 七月三日、京都地裁で第十一回公判が行われ、嵯峨中学校の安本さんの証人調べが行われました。公判の冒頭で、安本さんは、C型肝炎に罹患しながら、多忙のため治療ができず症状が悪化したこと、また昨年、明らかに長時間過密労働をしていた三十四歳の同僚教員の現職死を経験し、定年まで一年を残して、今年三月で退職し治療に専念することを決意したことを陳述しました。

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教職員の超勤常態化 ― 市教組超勤訴訟第十回公判 ―

 京都市を相手取り、長年の超過勤務を放置してきたことへの慰謝料と超過勤務手当等の支払いを求めて提訴した(市教組超勤訴訟)の第十回公判が、五月八日、京都地方裁判所で開かれました。

 今回は訴訟団長の塩貝光生さん(嵯峨中)の尋問と、市教委側証人の元嵯峨中学校長の今井雅彦さんの証人尋問が行われました。塩貝さんは、登下校指導、部活や教材準備など超勤の実態をリアルに証言し、超勤の常態化による長時間過密労働、同僚や若い教職員のすさまじい超過勤務実態を明らかにしました。

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不当処分の実態明らかに=高橋裁判第十一回公判=


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不当な分限免職処分を受けた元洛央小学校の高橋先生の第11回公判が行われました。高橋先生が講師として勤務していた元同僚、大阪府立小路高等学校の田中 英子さん、烏丸中学校の仁科勝さん、東総合支援学校の橋本奈奈さんの証人尋問と、高橋先生の妻の良子さんの陳述がありました。

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