角さんのうつ病発症要因は仕事

683-2-1.JPG角公務災害認定裁判
九月七日、故角隆行さん(元下鴨中教員)の公務災害認定を求める裁判の第十四回口頭弁論が、京都地裁で行われました。
今回の口頭弁論では、「基金」より前回提出された医師の意見書及び第5準備書面への反論を行うため、吉田病院植原医師の再鑑定意見書と準備書面を提出しました。

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30年ぶりの40人学級見直し教育署名が大きな力に

682-1-2.JPG文科省「少人数学級の推進(八カ年計画)」を発表。教育署名で三十年ぶりの大改革を!
運動がそのまま実績となるチャンス! 三〇人学級実現のチャンス!
日本の学級定数四十人は、今や世界でも珍しい最悪の水準です。毎年の全国教育署名も大きな力となり、中教審が七月二十六日に出した「提言」には「公立学校の学級編成の標準並びに教職員定数の総体的改善が不可欠」と明記されました。

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猛暑から子どもと教職員を守る緊急の申し入れ

京都市内では、八月二十三日から始業になった学校もあります。記録的な猛暑の中での運動会・体育祭の練習で、「体調不良で保健室へ来る子どもが多く対応しきれない」「電気代を気にしてクーラーが止められる」など現場で悲鳴が上がっています。

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学習におしゃべりに花が咲く

681-2-1.JPG女性部夏の学習会
 七月二十四日、女性部は『夏の学習会』として、近江八幡方面へ日帰りバスツアーを実施しました。近江商人や水郷巡りなどで知られる近江八幡の町ですが、今回は「日朝友好の道」と題して朝鮮通信使にスポットをあて、学習を深めました。

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「教師の仕事の大変さ理解して」

680-1-1.JPG柳川重清さんが切々と訴え!
 元西ノ京中学校教諭の柳川重清さんの公務災害認定裁判の控訴審第一回口頭弁論が、六月二十五日に大阪高等裁判所で開かれました。
 弁論で柳川さんは、切々と今の思いを陳述しました。その中で京都地方裁判所が、教師の仕事の困難さを理解しようとしなかったことが残念であると述べました。

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新たな出発 高橋さんの勝利を祝う会

679-1-1.jpg 六月十九日にコープイン京都で、「高橋さんの勝利を祝う会」が行われ、約八〇人が参加し、新たな出発を祝うあたたかい催しとなりました。
「祝う会」に先立ち行われた学習会で講師を務めた渡辺輝人弁護士は、最高裁で確定した高橋大阪高裁判決について、新採教員(条件附採用教員)の分限処分を行うにあたっての新たな基準を示した前例のない画期的なものと、判決の持つ意義を語りました。

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対話と共同 組合の値うち語られる 第42回市教組定期大会

困難の中 子どもの心に寄り添おう
 第四十二回京都市教組定期大会が、五月二十二日、京都教育文化センターで開催され執行部を含め二四〇人を超える代議員が参加しました。しかし、当日に宿泊行事や休日参観などがあり、参加できない分会もありました。年間行事日程を決めるときに、大会日程を配慮してもらうことが各分会に求められています。

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市教組執行委員長 あいさつ(大要)

執行委員長 新谷 一男
 昨年は、総選挙の結果に見られるように、国民の声が自民党政治に終結を告げました。私たちは、大きく政治が前に動いたということを実感しました。民主党中心の鳩山内閣は、公立高校の授業料の無償化の実施や、若干でも教職員の増員をはかりました。しかし、学力テストは抽出にしたものの市町の教育委員会が希望すれば全校実施もできるようにしました。その結果、京都市では全校実施が市教委によって押しつけられました。教員免許制度の見直しも、教員養成の新制度が出来るまでは、現行制度を維持して、結局自己責任で大学での受講をつづけることになっています。

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大詰めを迎えた角過労自殺裁判

677-2-1.JPG 元下鴨中学校で、「過労自殺」された角隆行さんの公務災害認定を求める裁判の第十三回口頭弁論が五月十八日に京都地方裁判所で開かれました。
 前回口頭弁論以降、被告の「基金支部」が医師の「意見書」と第五準備書面を提出してきました。その主な内容は、角さんのうつ病発症の要因を主に家族が原因と主張するものです。さらに、療養中に自殺した原因を薬による副作用との新たな主張を行ってきました。

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