京教組青年部は、昨年十二月末に「沖縄平和ツアー」を実施し、十七名が参加しました。
カテゴリー: 取り組み
声を上げ続け要求実現(第二八〇回中央委員会)
教え子を再び戦場に送らない決意を新たに
敗戦から七十年目となる節目の年明けは、「教え子を再び戦場に送らない」決意を改めて固める時になりました。
「武力による威嚇又は武力の行使は…永久にこれを放棄する」「戦力は保持しない。国の交戦権は認めない」はずなのに「憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」大臣たちが武力行使を容認する閣議決定。アメリカは「新たな政策を歓迎する」との談話を発表しました。つまり「私のためにお金を使い血も流してくれるなんて!」という歓迎です。しかし、集団的自衛権行使容認にも、秘密保護法にも若者の反対は急増(共同通信社)し、「どうせ負けるなんてしょっぱいこと言ってないでできることをやりましょう」などネットの呼びかけに学生デモはふくれあがりました。「戦争する国」を具体化し、批判を受ける前にやってしまおうという思惑で実施された総選挙で与党は先の参議院選挙より得票を減らし、沖縄では知事選に続き、新基地建設賛成の候補は一人も当選しませんでした。さらに、憲法九条改正反対・集団的自衛権行使反対の声は、どの世論調査でも賛成を圧倒しています。
「世の中捨てたものじゃない」という実感を、子どもたちとともに築き上げていくのが教職員組合の大きな役割です。目の前の現実を肯定的に受け止めていない多数の教職員が京都市教組への加入の呼びかけを待ってくれています。
寒い日が続きます。健康に留意して、春を迎えたいものです。
新たな政治のうねりを予感:総選挙の結果について
十二月十四日に行われた総選挙の結果は、自公与党が引き続き三分の二の議席を獲得しました。その特徴は、
①史上最低の投票率(五二・八%)となり、有権者の約半数が棄権しました。今回の解散の意義が不鮮明だったことや自公圧勝のマスコミ報道など多様な理由が考えられますが、国民の政治不信の表れが背景にあります。比例区における自民党の得票率は三三%(有権者比一七%)に過ぎず、安倍政権の政策が積極的に支持されたとは言えません。「圧勝」の要因のひとつは小選挙区制にあります。
②前回、大躍進をした「第三極」(維新・みんな・未来)が、離合集散を繰り返し、維新の党、次世代の党が後退したことです。政策面で、自公政権を右側から補完する政党への厳しい批判が寄せられました。その一方で、
③安倍政権と政策面でも真っ向から対決した日本共産党が八議席から二十一議席に躍進しました。国民が安倍政権の暴走をストップさせる勢力が大きくなることを求めた結果といえます。
安倍首相は選挙後、憲法改悪、集団的自衛権を行使容認するための法整備、原発再稼働などをすすめようとしています。国民の願いとの矛盾が拡大することは明らかです。
辺野古基地NOの審判 オール沖縄でオナガ知事実現
給与制度の総合的見直しを許すな
戦争する国づくりNo!各地で宣伝行動
九月九日、「憲法9条守れ! 集団的自衛権の行使容認反対」の九の日宣伝が市内・府下各地の街頭で行われました。
市内では、西院、三条京阪、山科駅、伏見大手筋の四ヶ所で街頭宣伝が行われました。
7年ぶりにボーナス4・1月に引き上げ一方で、大幅賃下げ勧告
七年ぶりに・月例給ボーナスアップ
八月七日、人事院は一般職国家公務員に対して給与等に関する勧告と報告を行いました。今回の勧告では若年層を中心に昇給改善をはかるとともに一時金も〇・一五月分引き上げるなど七年ぶりの改善勧告となりました。